2013年9月30日月曜日

御岳・奥多摩で「キノコ狩り贅沢プラン」-ネーチャーガイド、料理人とコラボ - 西多摩経済新聞

御岳・奥多摩で「キノコ狩り贅沢プラン」-ネーチャーガイド、料理人とコラボ

2013年09月30日
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御岳・奥多摩で「キノコ狩り贅沢プラン」-ネーチャーガイド、料理人とコラボ

守屋さんが収穫したキノコ

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森の演出家として活動する土屋一昭さんと料理人の守屋力さんが10月1日から、青梅、奥多摩周辺で特別企画「旬のきのこ狩り贅沢(ぜいたく)プラン」を行う。

 キノコの先生でもある料理人の守屋さん

元帝国ホテルのシェフも務めた守屋さんは、「持ち込まない、持ち帰らない」をコンセプトに掲げたRiki's Kitchenを今年5月に青梅市に開店。アウトドア観光客などへ、料理を提供してきた。

今回の企画では、キノコの群生地や調理方法に詳しく「キノコの先生」とも呼ばれる守谷さんと、「五感を癒やすネーチャーガイド」として、青梅市御岳の古民家を拠点に活動する土屋さんがコラボし、秋の味覚であるキノコをテーマにしたツアーを行う。

守谷さんが秘密にしているキノコの群生地に行きキノコ狩りを行った後、土屋さんのネーチャーガイドで森を歩く。土屋さんの古民家に移動した後、守谷さんによるキノコを使った料理教室や試食会。最後に温泉に入り、収穫したキノコをお土産に帰る内容となる。

料金は、土屋さんのガイドのないプランAが1人8,500円、ガイドのあるプランBが1人1万2,500円(供に温泉、保険代込み)。参加は3人~10人の少人数制(完全予約制)。来年2月28日まで。問い合わせ、申し込みは森の演出家事務局(TEL 080-6788-5073)または公式サイト・東京マウンテンで受け付けている。

吉祥寺で「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」開催 - 吉祥寺経済新聞

吉祥寺で「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」開催

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吉祥寺で「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」開催

ワイングラスでおいしい日本酒アワード

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 吉祥寺駅北口の「ハモニカ横丁」と、同南口の複合施設「吉祥寺じぞうビル」を拠点に11月4日、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」が開催される。

 今年で3回目となる同イベント。ワイングラスで日本酒を楽しむスタイルを提案し、「世代」「料理ジャンル」「国」を越え日本酒が「広く愛されていくこと」を目標に据える。参加店はハモニカ横丁の「アヒルビアホール」「ミュンヘン」や吉祥寺じぞうビルの「KUSHI ZENON」「オイスターラバーズ」など15店舗を予定している。

「今回は日本酒愛飲家に限らず多くの方々にワイングラスで気軽に日本酒に触れて頂く機会を設けたいとの思いから開催に至った」とイベント担当者。「イタリアン、オイスターバーなど、日頃日本酒に馴染みのない業態の店舗も参加し、参加店がそれぞれ用意する『簡単なお料理+ワイングラスに注がれた日本酒』のイベント限定セットを一夜限定でご用意。この機会に日本酒の魅力に触れて香りや美味しさを新発見していただけたら」とも。

開催時間は17時~23時(店舗によって異なる)。

2013年9月20日金曜日

瑞穂の養鶏家が新たな挑戦-自社生産の卵と小麦でお菓子を開発 - 西多摩経済新聞

瑞穂の養鶏家が新たな挑戦-自社生産の卵と小麦でお菓子を開発

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瑞穂の養鶏家が新たな挑戦-自社生産の卵と小麦でお菓子を開発

次々に挑戦を続ける上野さん

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 たまご工房うえの(瑞穂町、TEL 042-557-0494)が自家栽培による小麦の収穫を終え、新たな自社製品の開発に着手した。

たまご屋さんの瑞穂ロールケーキ

 同社は1950(昭和25)年以来、養鶏業を営んできた。同町には水田がなく、個人で持つ畑の規模も小さかったため、古くより、蚕や畑作、畜産業が発達。中でも養鶏業は、いち早くアメリカからひなを直接輸入するなど先進的な取り組みが行われ、全国から視察が訪れた。

 昭和40年代、伝染病の流行や、臭いの公害問題などで多くの養鶏業が廃業する中、同社は消費者団体と連携し、自家配合のエサを使った鶏の飼育などにいち早く取り組んできた。

 「娘は都内のホテルのパティシエ。いつも卵があったので、家族でいつもお菓子を作っていた」と笑顔で話す社長の上野勝さん。それまで家族で楽しんでいただけだった菓子作りだったが8年前、敷地内にカフェを作り、塩麹や狭山茶、野菜や果物を使った「たまご屋さんのプリン」(230円)と「たまご屋さんの瑞穂ロールケーキ」(1,200円~)の製造・販売を始めた。

 「遊休農地を活用し地域の名産を」と、一昨年より試験的に小麦の栽培にも挑戦し、今年、本格的な小麦を収穫した。小麦を熟成させ、9月ごろより、自社で生産した卵と小麦で作ったお菓子を売り始める予定だ。

 上野さんは「西多摩の生産品で作られたこのお菓子を知ってもらい、東京の農業や生産品に注目してもらいたい。若い世代の農業や遊休農地の活用と一助となれば」と目を輝かせる。

あきる野「初後亭」で限定そば始まる-自家栽培、地元産にこだわり - 西多摩経済新聞

あきる野「初後亭」で限定そば始まる-自家栽培、地元産にこだわり

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あきる野「初後亭」で限定そば始まる-自家栽培、地元産にこだわり

JAファーマーズセンターで販売される「あきる野三里」

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 自家栽培にこだわるうどん・そば店の初後亭(あきる野市三内字初後)。10月より、期間限定のそばの提供が始まる。

初後亭で提供される季節野菜のぶっかけうどん

 2005年に開店した同店では、店主の清水哲雄さんが自身で生産する小麦とソバで毎朝、その日の分を打って提供する。野菜も地元産のものを使い、通年で提供されるうどんは、シンプルで力強く、もちっとした歯応え。ソムリエの田崎真也さんにも評された。

 開店のきっかけは26年ほど前。「地元の農地を何とか残したい」という熱い思いから始まった。地元生産品で料理を提供する同店の開業を目標に、市内で農園を営む義弟の協力を得ながら小麦とソバの輪作に着手。営業していくための1年分の材料の生産確保を目指し、日々研究に没頭し、試行錯誤を繰り返した。

 「長い月日」が経過し1年分の材料確保にめどがたったころ、自身での店舗作りに着手。開店までの間の収穫した小麦は乾麺にし「あきる野三里」として直売所などで販売した。ゆでた鍋から直接麺を取って、しょうゆやかつお節で食べる、山梨県や多摩地域に伝わる食べ方「引きずり出しうどん」は同店の名物になる。海外のメディアからも取材を受けた。

 限定そばは、「もりそば」(800円)の他、冷たいそば、温かいそば数種がある。

 プロに習ったものではなく、かつては地元の家庭で当たり前に食べられていた作り方にこだわる清水さん。若い世代へその技術を伝えることも考えている。「うどん打ちの文化が絶えれば、うどん粉はいらなくなってしまうし、うどん粉がなくなってしまえば、うどん打ちの文化も絶えてしまう。食文化と農業は表裏一体」と話す。

 営業時間は11時~16時。火曜定休。限定そばの提供は来年5月中旬までを予定。

2013年9月19日木曜日

北海道の屋根、赤・黄・緑のコントラスト : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

北海道の屋根、赤・黄・緑のコントラスト

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見頃を迎えた大雪山系黒岳付近の紅葉(18日午後、北海道上川町で、読売チャーターヘリから)=上甲鉄撮影

北海道の屋根・大雪山系の黒岳くろだけ(1984メートル)周辺が紅葉シーズンを迎えた。

山肌を覆うナナカマドの赤とダケカンバの黄、トドマツの緑色が鮮やかなコントラストを描いている。

ロープウエーなどを運行する「りんゆう観光」によると、平年並みの8月下旬に山頂付近から色づき始め、現在は7合目付近まで進んだ。18日夕には山頂付近で今季初となる降雪が確認された。麓の層雲峡温泉では、10月初めから中旬まで紅葉が楽しめるという。

(2013年9月18日21時49分  読売新聞)

2013年9月17日火曜日

台風18号、3人死亡5人不明…浸水など被害も : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

台風18号、3人死亡5人不明…浸水など被害も

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大雨で増水した鴨川(奧は三条大橋)(16日午前7時18分、京都市中京区で)=宇那木健一撮影
 
桂川が氾濫し冠水した京都・嵐山一帯(中央は渡月橋、左が上流)(16日午前10時10分、読売ヘリから)=河村道浩撮影

大型の台風18号は16日午前8時前、愛知県豊橋市付近に上陸して列島を縦断し、近畿地方を中心に河川の氾濫や土砂災害など大きな被害をもたらした。

気象庁は京都、滋賀、福井の3府県を対象に、初めて大雨特別警報を出した。読売新聞の17日午前0時現在のまとめでは、3人が死亡、5人が行方不明となり、130人がけがをした。避難指示・勧告は21府県で約60万世帯に上った。

気象庁によると、台風18号は16日夕、三陸沖へ抜けた。同日夜に温帯低気圧に変わった。

14日の降り始めからの雨量は三重県大台町で580ミリ、奈良県上北山村で548ミリを観測。四国から関東甲信の多くの地点で300ミリを超えた。同庁は16日早朝、「これまでに経験のない大雨となっている」とし、3府県に特別警報を出して最大級の警戒を呼びかけた。

この台風で、豊橋市では午前7時20分に最大瞬間風速39・4メートル、東京都心でも午前9時12分に同32・5メートルを観測。埼玉、群馬、宮城県などでは突風の被害が相次いだ。同庁は17日朝から一部の地域に職員を派遣し、発生状況や被害について調べ、竜巻かどうかを判断する。

滋賀県栗東市では、無職佐藤由紀子さん(71)方の裏山が崩れて住宅がつぶされ、佐藤さんが死亡した。福井県美浜町でも崖が崩れ、民家に土砂が流れ込み、家にいた竹本みゑ子さん(77)が死亡。津市では、母親(41)と娘(10)が行方不明に。川が氾濫して流されたとみられる。このほか福島、長野、兵庫の3県で3人が行方不明となっている。

河川の氾濫も相次いだ。京都市では桂川が氾濫し、59万人に避難指示・勧告が出された。市内有数の観光地・嵐山では旅館などが立ち並ぶ一帯が浸水し、消防隊員らが冠水した道路にボートを浮かべて宿泊客らを救出した。

(2013年9月17日02時33分  読売新聞)

2013年9月15日日曜日

燕・バレ56&57号!49年ぶり新記録 - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)

2013.9.15 19:26 

燕・バレ56&57号!49年ぶり新記録

一回、56号本塁打を放ち、ボードを掲げるヤクルト・バレンティン=神宮(撮影・古厩正樹)

一回、56号本塁打を放ち、ボードを掲げるヤクルト・バレンティン=神宮(撮影・古厩正樹)【拡大】

ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が15日、阪神20回戦(神宮)の一回一死で榎田から56号2ランを放ち、シーズン最多本塁打のプロ野球記録を49年ぶりに塗り替えた。さらに三回一死からの第2打席でも左翼席ギリギリに届く57号ソロを放った。

新記録へ王手をかけてから3試合足踏みしていたバレンティンが、一回にいきなり決めた。一回、飯原の適時打で先制してなお一死二塁。阪神・榎田がカウント2-1から投じた直球をガツン。打った瞬間に新記録を確信し、打球が左翼席へ飛び込むと両手を挙げてガッツポーズした。

重圧から開放された三回の第2打席はカウント3-0からのスライダーを左翼席ギリギリに飛び込むソロ。56号に沸く神宮のファンに、もう一発をプレゼントした。

ヤクルト・バレンティン外野手の話「どの球種を打ったか分からないくらい興奮している。55号を打ってから長く感じたが、満員の神宮球場で打つことができて本当にうれしい」

ボイジャー1号、太陽圏離れ未到の星間空間に : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

ボイジャー1号、太陽圏離れ未到の星間空間に

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星間空間を飛ぶボイジャー1号の想像図(AP、NASA提供)
ボイジャーに搭載された「ゴールデンレコード」(NASA提供)
ボイジャー1号が1979年2月に撮影した木星の大赤斑(NASA提供)

 【ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)=中島達雄】米航空宇宙局(NASA)は12日、1977年9月に打ち上げた無人探査機ボイジャー1号が昨年8月25日ごろ、人工物として初めて太陽圏を離れて、「星間空間」と呼ばれる未到の領域に入ったとみられると発表した。

 星間空間は恒星と恒星の間の宇宙空間で、水素などのガスやわずかな微粒子が存在するとされている。ボイジャー1号は動力なしで飛んでいるが、そのコンピューターや通信機能には搭載された原子力電池から電力が供給されている。その電池の寿命が尽きる2020~25年頃までは、星間空間がどんな状態なのかを観測してデータを地球に送信できると期待されている。

 惑星探査が目的のボイジャー1号は現在、時速約6万キロ・メートルで太陽から約190億キロ・メートル離れた場所を飛んでいる。太陽圏から離れると、周辺の電子の密度が上昇することがわかっている。米アイオワ大とNASAが昨年10~11月と今年4~5月のボイジャー1号周辺の電子密度を解析したところ、両期間とも既に星間空間で予測される電子密度(1立方センチ・メートル当たり0・05~0・22個)に達していた。

 こうしたデータをもとに、太陽圏を離れたのは昨年8月25日ごろと推測できた。この日付は、ボイジャー1号が浴びている宇宙線の量が急上昇した時期とも一致する。研究成果は12日付の米科学誌「サイエンス」に発表された。

(2013年9月13日13時29分  読売新聞)
 

2013年9月14日土曜日

郵便料金20年ぶり値上げへ 手紙82円・はがき51円  :日本経済新聞

郵便料金20年ぶり値上げへ 手紙82円・はがき51円 

2013/9/13 18:46
 
 
 

 日本郵政傘下の日本郵便は2014年4月に消費税が5%から8%に上がった場合、郵便料金を値上げする方針だ。郵便料金の値上げは1994年以来20年ぶりとなる。増税分のみを転嫁し、値上げ額は封書(25グラム以下の定形郵便物、80円)は2円、はがき(50円)は1円となる見通し。日本郵政は15年春の株式上場を目指しており、増税分を収益だけで吸収するのは難しいと判断した。

 ゆうパックなど宅配便の料金については、同業他社の動向をみながら検討する。

 郵便料金は89年に消費税3%が導入された際も、転嫁分として1~2円を値上げしている。このとき封書は60円から62円に、はがきは40円から41円になった。

 その後、取扱郵便物数の減少にコスト削減が追いつかず、郵便事業の収支が悪化したため94年に大幅値上げを実施。封書、はがきともに現在の値段になった。

 97年に消費税が5%に引き上げられた際は、郵便事業が比較的安定しており、94年の大幅値上げで一部織り込み済みとして値上げを見送っていた。

 日本郵便は今後、消費税が10%に上がると決まった場合、追加の値上げも視野に入れている。

 日本郵便の郵便事業は13年3月期に4期ぶりに黒字転換したが、取扱郵便物数の減少に歯止めがかかっていない。消費増税分の転嫁で、郵便物数の減少に拍車がかかる懸念もある。

 
 
 

楽天田中、稲尾抜く開幕21連勝 56年ぶりプロ野球新記録 - 47NEWS(よんななニュース)

 

楽天田中、稲尾抜く開幕21連勝 56年ぶりプロ野球新記録


 プロ野球新記録の同一シーズン21連勝を飾った楽天・田中=Kスタ宮城

 

 プロ野球楽天の田中将大(24)が13日、仙台市の日本製紙クリネックススタジアム宮城で行われたオリックス戦で開幕21連勝を飾り、1957年に西鉄(現西武)の稲尾和久がマークした同一シーズン最多連勝記録を56年ぶりに塗り替えた。「鉄腕」と呼ばれた稲尾の20連勝に6日の試合で並んでいた。

 先発した田中は完投でチームを6―2の勝利に導き、球団創設9年目での初優勝を目指す楽天の優勝へのマジックナンバーを「12」に減らした。田中が本拠地のファンを前に「日本一を目指している。まずはリーグ優勝できるようにしたい」と話すと球場は拍手に包まれた。

2013/09/13 22:22   【共同通信】
 

2013年9月12日木曜日

日本酒製造に使った霧化技術を、廃液処理やリサイクルに活用(前編) - 産業動向 - Tech-On!

日本酒製造に使った霧化技術を、廃液処理やリサイクルに活用(前編)

ナノミストテクノロジーズ

大久保 聡=日経エレクトロニクス

「地方から始まる『技術立国ニッポン』の再生」企画 徳島編の第1弾として取り上げる企業は、徳島県鳴門市にあるナノミストテクノロジーズである。

徳島駅から列車で北に約30分。のどかな田園風景が広がる地に、「超音波霧化分離」という技術を手掛けるナノミストテクノロジーズがある。超音波霧化分離を用いれば、廃液の浄化や、薬液の分離・濃縮、エタノールや温泉成分の濃縮などを、低コストかつ低エネルギーで実現できるという。

同社はこうした用途に向けて装置を開発、出荷している。2002年発足の同社(発足当時は超音波醸造研究所)はこれまでに幾つかの賞を獲得しており、2012年には「TOMODACHI東北チャレンジ」(米日カウンシル(USJC))で優勝、「徳島ニュービジネス支援賞2012」(徳島ニュービジネス協議会)で大賞を勝ち取った。超音波霧化分離を使って国内外に展開先を積極的に広げようとしている同社に、超音波霧化分離技術の仕組みや効果などを聞いた。

霧化だから低エネルギー

 

ナノミストテクノロジーズ 代表取締役社長の松浦一雄氏
ナノミストテクノロジーズ 代表取締役社長の松浦一雄氏

 

超音波霧化分離技術では、液体に超音波を当ててミスト状(霧化)にする。「蒸発」が分子間の結合を切るガス化なのに対し、「霧化」は微粒子化となる。液体を加熱して蒸発させてガス化する場合に比べて、エネルギー消費量が少ないのが霧化の利点だ。霧化は蒸発のように分子をバラバラに分離するのではない。液体中の分子が同じ物質同士でクラスターを作りやすい性質を利用して、小さなエネルギーで液体からクラスターの霧(ミスト)を作る。ミスト状になった物質はその後、冷却したり吸着したりするなどして所望の物質のみを回収する。ミストは物質によって大きいもの(数百nm~数μm)と、小さなもの(数nm~数百nm)に隔たりができることも活用する。

エネルギー消費量は、具体的にはどのくらい減らせるのだろうか。ナノミストテクノロジーズを創業した代表取締役社長の松浦一雄氏によれば、「廃水処理の場合、今の段階では従来手法の7割くらい(3割減)、理想的には3~4割になる(6~7割減)」と胸を張る。廃水処理では、これまで廃水中の対象物質を濃縮したり、水分を飛ばしたりして減容化する際に加熱による蒸発を使ってきたが、超音波霧化分離を用いるとそうしたやり方に対して低エネルギーで減容化できるとする。蒸発に比べて霧化はエネルギー消費量が少なくて済み、ミストを凝集する方がガスから凝集させるよりも効率的だからだと、松浦氏は説明する。ミスト化した物質を分離する際の冷凍機の効率が上がれば、理想値に近づけられるとみる。


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温泉を濃縮して消費地へ運ぶ

超音波霧化分離技術の有望な用途として、松浦氏は大きく三つを挙げた。まず、前述した廃水処理である。廃水中から水を除くなどして減容化する際のエネルギー消費量を減らせるだけでなく、減容化によって産業廃棄物処理業者に依頼する処理量も減らせることで処理に要するコストの削減にもつながる。ナノミストテクノロジーズの納入実績では、廃水処理装置の案件が一番多いという。

次に松浦氏が挙げたのが、温泉水の濃縮である。これは、温泉中の水分を減らし、有効成分だけを濃縮させるというもの。濃縮させることで「温泉のもと」として持ち運びやすくし、温泉地から離れた土地で活用しやすくすることを狙う。温泉地での源泉を都会などで利用しようとすると、タンクローリーを使わざるを得ず、輸送コストがかかってしまう。そこで、温泉地にて源泉を濃縮して減容化した後に消費地に運ぶようにすれば、輸送コストを減らせるというわけだ。都会での温泉施設や介護施設などでの利用を想定している。1トン/日で処理できる装置を作り、2013年秋に関東のある施設に納入する計画だ。

温泉濃縮の案件は、もともとは群馬県のある温泉地から持ち込まれたものだった。依頼者は当初、温泉水を加熱して濃縮することを検討してきたが、所望の処理量をこなすにはエネルギー消費量が大きくなってしまうので困っていた。そうした問題は、超音波霧化分離技術で解決できるとする。

松浦氏が3番目に挙げたのが、病院での溶剤回収である。使用済みの病理染色液などから、溶剤をリサイクルする用途に向ける。病理染色液は、マーカーである色素を有機溶媒に溶かして使う。その溶剤をリサイクルするのである。使用済みのキシレン液、ホルマリン液のリサイクルにも使えるとする。とくしま産業振興機構の協力を受けて2012年度に装置を開発し、2013年夏すぎから装置の販売を始める。

装置は1台400万円。利用しようとするとこれだけの初期費用が必要になるが、利用者は数年で元が取れると、松浦氏は試算する。松浦氏によれば、溶剤の値段は500円/L、さらに専門業者に依頼する処理には150円/Lが掛かっているという。大規模な病院や検査センターなどで仮に1日10Lの処理が必要な場合には6500円掛かる。年間で100日処理すると考えると65万円。つまり、数年で初期費用が賄える計算だ。「病院は今、クリーンであることが重要になってきた。その面でも、リサイクルできることは大切である」(松浦氏)。なお、従来は使用済みの病理染色液から溶媒を回収する場合、加熱する手法を使ってきたという。

大規模な病院や検査センターが想定顧客とし、国内だけでなく、海外展開も視野に入れている。何十億円レベルの市場になると、松浦氏は期待を膨らませる。

(後編に続く 2013年9月12日公開予定)

日本酒製造に使った霧化技術を、廃液処理やリサイクルに活用(後編)

ナノミストテクノロジーズ

大久保 聡=日経エレクトロニクス

「地方から始まる『技術立国ニッポン』の再生」企画 徳島編の第1弾として取り上げたナノミストテクノロジーズ。前編は、同社が強みとする超音波霧化分離技術の利点や、廃液処理と温泉濃縮、溶媒回収といった有望な応用先を紹介した。後編は、同技術をこうした用途に使おうとした経緯や海外展開、超音波霧化分離技術のさらなる可能性について同社に聞いた。

ナノミストテクノロジーズ創業者で代表取締役社長の松浦一雄氏が超音波霧化分離技術を実用化したのは1999年と、2002年の同社創業前である。同社への出資者であり、創業200年を超える酒造メーカー、松浦酒造場での日本酒の生成工程で用いたのが始まりだ。日本酒の風味を落とさずに雑味をなくし、そしてアルコール濃度を高めるために、超音波霧化分離技術を用いた。「求められる技術水準はさほど高くなかった」と松浦氏は当時を振り返る。

米国法人を立ち上げ、医療分野に狙い

次に、同技術の展開先として狙いを定めたのがバイオエタノールの濃縮であった。これも開発は順調に進んだが、バイオエタノールに対する市場の期待値が下火になったことで新たな応用先を探さざるを得なくなった。行き着いた先が前編で登場した廃液処理である。

松浦氏によれば、超音波霧化分離技術を使う装置はナノミストテクノロジーズ以外に販売する企業はない。だが、研究開発レベルでは類似技術を利用した論文が国内外で出てきているという。海外からの引き合いもあり、2013年に米国法人を立ち上げた。

米国法人を立ち上げるきっかけになったのが、「TOMODACHI東北チャレンジ」(米日カウンシル(USJC))で優勝したことだ。米国のベンチャー・キャピタリストなどにナノミストテクノロジーズの技術や効果が知られ、同社の知名度が一気に高まった。その結果、「米国法人をやらしてほしい」という打診があり、米国法人立ち上げにつながった。米国ではまず、医療分野に向けて薬液の溶媒回収装置を販売していく。

ナノミストテクノロジーズはこれまで、廃液処理装置で中東から引き合いがあり、超音波霧化分離技術による装置をOEM生産したいという依頼がスペインから寄せられたことがあった。だが、本格的な海外展開は米国法人の立ち上げが初めてといえる。


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バイオエタノールに再挑戦、ライセンスも活用

今後は製品販売とともに、超音波霧化分離技術のライセンス展開も視野に入れる。松浦氏が超音波霧化分離技術について最初に出願・登録された特許は、「あと1年で切れる」(同氏)。周辺特許もその後出願してきたので、ナノミストテクノロジーズが保有する特許の効果が薄れるわけではないとするが、「特許は所詮、寿命は20年」(同氏)であるので特許が有効な間にライセンスを積極的に進めていきたいと語る。「特許は維持するために費用が掛かる。ライセンスで稼がないと、特許を維持することすらできないかもしれない」という、中小企業の規模としての切実な課題も背景にある。

こうしたライセンス展開は、松浦氏が描く超音波霧化分離技術の未来像を実現する上でも避けて通れないようだ。同氏は、かつて開発に注力したバイオエタノールの濃縮が将来、大きな事業に成長すると期待している。それを推し進めようとすると、ライセンスがカギを握る。

松浦氏は、化石燃料の枯渇や地球温暖化防止の観点から、再びバイオエタノールが表舞台に登場するとみる。バイオエタノールを超音波霧化分離技術で生成しようとすると、商用では年間1万トンを処理するプラントが必要になると同氏は試算する。ナノミストテクノロジーズが手掛ける廃液処理装置に比べると、2桁以上大きく、同社の規模では対応できない。実現しようとすると、規模の大きな企業と組んだり、ライセンス供与したりといった形態が出てくる。昨今、海藻などを養殖して効率よくバイオエタノールを得ようとする動きがある。こうした動きにうまく同調していきたい考えだ。

 

 

2013年9月7日土曜日

まるで流星…こうのとり、大気圏突入・燃え尽き : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

まるで流星…こうのとり、大気圏突入・燃え尽き

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ISSから遠ざかりながら、大気圏突入時に燃えるこうのとり(7日午後3時37分頃、JAXA/NASA提供)

 国際宇宙ステーション(ISS)から離脱した日本の無人補給船「こうのとり」4号機が7日午後3時37分頃、高度約120キロ・メートルで大気圏に突入し、ほぼ燃え尽きた。

 宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)が発表した。チタン製の一部部品は南太平洋に落下したと見られる。

 JAXAは今回、ISSから撮影したこうのとりが燃え尽きる映像を初めて公開した。流れ星のように尾を引きながら、輝きがだんだん弱くなる姿がとらえられている。

(2013年9月7日19時53分  読売新聞)

 

 

2013年9月6日金曜日

楽天田中、稲尾に並ぶ20連勝 無敗で到達は初 - 47NEWS(よんななニュース)

楽天田中、稲尾に並ぶ20連勝 無敗で到達は初


完投でプロ野球記録に並ぶ同一シーズン20連勝を飾り、ガッツポーズする楽天の田中将大投手=6日、Kスタ宮城

楽天の田中将大投手は6日、Kスタ宮城での日本ハム18回戦に先発して2失点完投勝利で開幕20連勝を飾り、1957年の西鉄(現西武)の稲尾和久が持つ同一シーズン20連勝のプロ野球記録に並んだ。プロ野球でのシーズン20勝は、岩隈久志(マリナーズ)が2008年に楽天で21勝(4敗)を挙げて以来で、無敗での到達は初めて。

田中は日本ハムのドラフト1位新人、大谷との初めての投げ合いを制し、チームを3―2の勝利に導いた。昨年8月26日からの連勝も24に伸ばし、自身の持つプロ野球記録を更新した。

2013/09/06 21:19   【共同通信】

秋のバラ、咲き始め 村山の東沢公園|山形新聞

秋のバラ、咲き始め 村山の東沢公園

2013年09月05日 19:53
赤と白のダブルディライトなど咲き始めている東沢バラ公園=村山市・東沢バラ公園
赤と白のダブルディライトなど咲き始めている東沢バラ公園=村山市・東沢バラ公園
秋のバラまつりが12日から村山市の東沢バラ公園で開かれる。園内ではダブルディライトや楽園、オリジナルバラ「むらやま」などが咲き始めた。開幕に向けて除草作業などが行われ、準備が進められている。

7ヘクタールの園内には750品種、2万株が植えられている。秋のバラは初夏のものよりも小ぶりながら、寒暖の差の影響で花が色が濃く、鮮やかなのが特徴。

まつりは30日まで。期間中、バラ交流館で「バラまつり2013」フォトコンテストの入賞作品の展示のほか、フラダンスショー(15、29日)、村山農業高「又新連(ゆうしんれん)」の徳内ばやしの披露(21日)、バラの冬仕度講座(22日)などが予定されている。

2013年9月5日木曜日

甘口「濁り酒」瓶詰め作業、スーパーや酒店で販売へ…愛媛 : ニュース : グルメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

甘口「濁り酒」瓶詰め作業、スーパーや酒店で販売へ…愛媛 一升瓶に濁り酒を注入していく従業員(松山市八反地の桜うづまき酒造工場で)  松山市八反地の蔵元「桜うづまき酒造」で3日、愛媛県内で最も早い新酒の瓶詰め作業が始まった。  初日だけで濁り酒を一升瓶(1.8リットル)2400本に瓶詰めした。6日から県内のスーパーや酒店で販売される。  7月上旬に仕込みを始めた。新潟県産の米と高縄山の伏流水を原料に約2週間発酵。アルコール度数16度で、甘口の酒が完成した。  この日は午前8時半から従業員約10人が瓶詰め作業に取りかかった。瓶詰め機の上を流れる緑色の一升瓶に、約70度の濁り酒を次々に注入。ラベルを貼りつけてから配達用のケースの中に詰めていった。  同社製造部の三沢比佐男さん(36)は「飲みやすいお酒で、女性や若い人にも喜んでもらえるはず」とPRしていた。 (2013年9月4日  読売新聞)

2013年9月3日火曜日

亀田大毅判定勝ち、3兄弟同時世界王者に : エトセトラ : スポーツ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

亀田大毅判定勝ち、3兄弟同時世界王者に

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 国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフライ級王座決定戦(3日・サンメッセ香川)――元世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者でIBFスーパーフライ級3位の亀田大毅(24)(亀田)が同級4位のロドリゴ・ゲレロ(25)(メキシコ)を3―0の判定で破り、2階級制覇を果たした。

 

 国内ジム所属選手の2階級制覇は12人目。兄の興毅、弟の和毅も現役世界王者で、「3兄弟同時世界王者」となった。国内ジム所属の男子の世界王者は史上最多の10人となった。

(2013年9月3日21時17分  読売新聞)